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2006年12月03日

浅田真央が金メダル


 浅田真央(16=中京大中京高)が、NHK杯(フィギュアスケート)で、スルツカヤの持つ198・06点を更新し、合計199・52点の世界最高を叩き出した。大会初優勝であり、2年連続でGPファイナル(12月14〜17日、ロシアのサンクトペテルブルクで開催)の出場を獲得した。→ranking

 2位の村主章枝(25)も同大会の出場を確定した。3位に中野友加里(21)が入り、1998年に始まったGPシリーズで日本は史上初めて表彰台を独占した。男子ショートプログラムでは歴代2位の得点を記録した高橋大輔(20)がトップに立った。

 浅田真央はやっぱり天才少女と感じさせる内容だった。今季の不振から驚異の復活劇で完全制覇を成し遂げたと思われる。スルツカヤを1・46点上回り、軽々と世界最高をマークした。SPもフリーも1位で完全優勝だった。この結果逆転でGPファイナル出場を獲得した。「今年初めての優勝。GPファイナルにも行きたかったし。すっごいうれしかった」と。新調したワインレッドの衣装が鮮やかに氷上で輝いていた。

 跳びたくてたまらなかったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も、バランスを崩しヒヤリとさせられたが、何とか成功した。「失敗したんじゃなかったので、波に乗れた」とのことだった。芸術点では、3人の審判がめったに出ない8点を付けるなど、ジャンプだけに頼らない成長で世界最高をたたき出し、一段と強くなったと感じさせた。

 厳しいGPファイナルへの出場条件、不振のトリプルアクセルなど多くの重圧を跳ね除けてくてた。浅田真央には珍しく、「質問時間はできる限り短く」と、報道陣との接触を極力避けピリピリ状態だった。知名度が上がり、好きな温泉にも行けなくなった。「真央ちゃんだ! って声を掛けられちゃう」。この1カ月は、苦悩の日々が続いていた。

 今季から心機一転し、また米ロサンゼルスに本拠地を移し、アルトゥニアン・コーチに師事した。見知らぬ外国で姉の舞(18)との共同生活をおくっている。「最初は言葉も分からないし、初めての男性で外国のコーチ。不安があった」と。外国記者の質問が分からず、あっけにとられることもあったとのこと。

 すべてを乗り越えて掴んだGPファイナル出場になった。2連覇を狙うが、無欲で挑んだ昨年とは違うだろう。「ここまで追い込まれることがなかった。いい経験。ちょっとは成長したかな」と。構成は変えないが、連続ジャンプの前にステップを入れ難しくする計画もあるもよう。一回り成長した天才少女の進化は、もうとどまることを知らないのかも。→ranking



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